ガンプラ撮影② 撮影環境、道具についてー
今回はガンプラ撮影をどういった環境、スタジオづくりでしているのか、何を考えてどうつくっているのか、というまたまたマニアックな話。
スタジオといっても市販されているような値がはるライティングボックス等は使いません。なくてもホムセンと100均と文房具屋でなんとでもなってしまいます。ただ!
見た目で少しモチベーション低下です笑
ウチの撮影環境こちらです。
マステだらけでとほほでちーんの見た目とは裏腹にいい仕事をします。
上から見るとこんな感じ。
緑矢印はストロボの大まかな光の方向とバウンスのイメージ。
まずは背景シート。
これは大きめのただの大洋紙、、
え、大洋紙って一般には言わないらしいです汗
模造紙ですw
文房具屋で100〜200円ほど。白でも黒でもグレーでもご自由に。
いやあ調べてみてびっくり。大洋紙って私の地元新潟でしか呼ばないみたいです、、
これを壁から床にかけて貼るだけです。
で、横の箱は発泡スチロールの箱。まあ白い箱ならなんでも可。
あとはその上にトレーシングペーパーをはります。
これは私的にかなり大事。
撮影対象とストロボの間にトレペを挟むだけで光が柔らかく写真の雰囲気がぐっとあがります。
こんなふうに。
トレペとかで光を柔らかく拡散することをディフューズ、トレペ等をディフューザーといいますがこれを挟まないと、
パキッと黒い強い影が出て真夏の日差しのもとで撮ったような、昔、写るんですでなんでもフラッシュたいて撮っていたような(わかりづら)そんな雰囲気になります。
曇り空の下で車を見るとなんだかCMとかカタログに出てくるような滑らかなボディラインに見えてかっこよく目に写ることってないですか?
それが太陽光が雲によってディフューズされている状態です。
そういうライティングをフィルインライトといいますがその状態をあえて作り出して間接的にガンプラを照らして撮影しています。
もっと簡単な方法としてストロボを上に向けてたいて天井に反射させる
天井バウンスという方法もあります。
このやりかたはディフューザーも使いませんし1番楽にフィルインをつくり出し良い雰囲気で写真を撮れます。
んが、やってみてください、ちょっとすると物足りなくなります笑
逆に影がなくなりすぎてのっぺりした写真になったり、
足元が暗すぎたり、
部屋のライトの光、天井の色に左右されすぎて色温度の調整がカオスだったり、、
ちょっとしんどいです。
で、今はこんな感じの簡易スタジオに落ち着いてます。
ね、ホムセンと文房具屋で1000円かからずスタジオが目の前に出現、ですw
左、三脚に設置しているのがスピードライト(簡単なストロボ)コードでカメラとつなぎます。
その下のライトは定常光の写真用レフランプという常に光る(カメラとシンクロしない)タイプの照明です。写真用はめちゃ明るいのですがすっごく、危険なほどに熱くなるのでちょっと取り扱いが、、、
なのでLEDのライトを3〜4個つかって代用のほうが現実的かもです。(これでレフ板とか何回か溶かしてます、こわ)
3〜4個複数の定常光ライトを使うときの注意点としては同じ色温度の製品でそろえる、ということです。というのは、蛍光灯の色と黄色のあったかいライトの光が混じるとその後に色温度の調整がほぼ不可能になります。ここに太陽光も加わると大騒ぎです。100%色温度は均一になりません。
この写真は定常光+スマホ撮影です。
定常光だけでパーツを撮影することもあればストロボでキット全体を撮影することも、両方使って撮ることもあります。
まあでも基本的にはどっちかで大丈夫です笑
なんか長ーくなったので笑
しぼりとSS、ISOの関係性、ブラックボックス撮影、マニュアルホワイトバランス等気をつけていることはまたの機会に笑
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